意思決定の本
書評32冊・コラム54本
- コラム 思考法・問題解決
「直感」を信じていい場面、捨てるべき場面
「直感でやるな、データで判断しろ」。ビジネスの現場で何百回も聞いてきたフレーズです。私もそう信じていた時期がありました。直感なんて非合理的で、属人的で、再現性がない。そう思っていた。
- コラム 思考法・問題解決
「仮説」が立てられない人は、何時間考えても結論に近づけない
3時間考えたのに、結論が一歩も動いていない。そんな経験はないでしょうか。机に向かい、資料を広げ、ネットで検索を重ねる。気づけば夕方になり、頭の中はぐるぐると同じ場所を回るだけ。「もう少し情報を集めれば見えてくるはず」と感じて、また検索…
- コラム キャリア・働き方
「戦略的に諦める」が最良の選択になる条件
プロ野球選手になれる確率は、高校球児の約0.02%です。5,000人に1人。残りの4,999人は、いずれかの段階で「諦める」ことになる。問題は、この「諦める」が敗北とみなされる社会に私たちが生きていることです。
- コラム リーダーシップ・組織
なぜ組織は、一番の才能を最初に潰すのか
一番おもしろい提案ほど、会議で静かに消えていく。だいたい、こんな一言で。「うーん、ちょっとピンとこないですね」悪意はありません。むしろ、みんな真面目です。それでも、組織のなかで一番尖った才能は、なぜか早い段階で居場所を失っていきます。
- コラム 思考法・問題解決
賢いほど、間違った問いを解き続ける
あるチームが、「なぜ新規顧客が3ヶ月で離れるのか」を分析しました。調査は徹底していました。離脱タイミング、行動履歴、満足度スコア。データを丁寧に分解して、改善施策を出した。プレゼンの精度も高かった。
- コラム 健康・メンタル
「感情的にならず、論理的に」という教えの、致命的な誤り
ビジネスの場でよく言われます。「感情を排除して、論理的に判断しろ」と。この教えを真剣に守ろうとした人が、なぜか重要な局面で判断を誤る——そういう話も、よく聞きます。感情と論理は対立するものだ、という前提が、実は間違っているからです。
- コラム 思考法・問題解決
「100万円の利益」は、良いニュースか悪いニュースか
この問いに即答できる人は少ないと思います。正解は、「比較する対象が何かによって変わる」です。目標が50万円なら2倍達成で大成功。前月が500万円だったなら8割減で危機的状況。同業他社が5億円を稼いでいる中での100万円なら、存在感がな…
- コラム 思考法・問題解決
論理が正解にたどり着くほど、差がつかなくなる
正しく分析できる人ほど、他人と同じ答えにたどり着いてしまう。これは、能力が足りないから起きるのではありません。むしろ逆です。論理的に詰める力が高いほど、行き着く先は同じになります。
- コラム 思考法・問題解決
戦略の差は、賢さではなく「賭ける勇気」だった
同じ業界の全企業の利益を一本のグラフに並べると、まっすぐな右肩上がりにはなりません。両端だけが跳ね上がり、真ん中は長く平らに寝そべった、不思議な形になります。マッキンゼーがおよそ2,400社を分析してたどり着いたこの曲線を、「パワーカ…
- コラム リーダーシップ・組織
今期の利益は、今の経営の結果ではない
過去最高益を記録した会社が、3年後に経営危機に陥る。逆に、赤字続きだった企業が、数年後に急成長を遂げる。こういったことが、実際の経営の世界ではよく起きます。「業績が良かったから優れた経営だった」とは、必ずしも言えない。