問題発見
36冊の本がこの概念を語っている。問題を「見つける」(最上流)





+28冊
+25冊
不確実性が高まるほど、「与えられた問題を解く力」より「解くべき問題を自ら定義する力」が決定的に重要になる。
問題発見と問題解決は連続したスキルではなく、180度正反対のOSである。発散/収束、Why/How、抽象/具体——問題解決の優等生ほど前提を疑えず、問題発見が苦手になる(専門性の罠)。
問題とは客観的事実ではなく「あるべき姿と現状とのギャップ」という主観。だから現実を改善するだけでなく、期待値を操作することも解決手段になる(期待値マネジメント)。新しい価値は「あるところとないところの差(偏在)」を見つけて平準化することから生まれる。起点は 疑う力 と「自分には見えていないものが多い」という メタ認知。解くべき問いを定める 論点設定 と表裏一体。
本ごとの見方
同じ概念でも、本によって置く力点が違う。要約から、この概念に触れた一文を抜き出した。
-
『問題発見力を鍛える』
著者は、問題発見と問題解決は連続したスキルではなく180度正反対の思考回路だと喝破する。
-
『論点思考 内田和成の思考』
仮説思考と縦糸横糸の関係にある、問題発見側の技術書といえる。
-
『「フェルミ推定」から始まる問題解決の技術』
「不の換算」で未顕在の市場を発掘するのは、表面化していない課題を見つける問題発見の思考。
-
『変える技術、考える技術』
政府・大企業・メディアの「思考停止」批判は、組織的な知的怠惰を問題発見の対象に据える視点。
-
『トヨタの問題解決』
「問題」を主観ではなく「基準と現状のギャップ」という構造として定義し直すと、問題発見そのものがスキル化できる(→問題発見、目的-目標-手段ピラミッド)。
-
『問題解決のジレンマ』
著者は問題解決型を「アリ」(ストック・閉じた系・固定次元)、問題発見型を「キリギリス」(フロー・開いた系・可変次元)と対比し、両者が同じ土俵で議論すると具体的・論理的なアリが必ず勝つため、キリギリスの跳ぶ力が封じられると論じる。
-
『忘我思考』
解決ではなく「問いの設定」に思考の重心を置き、答えのない問いを問い続けること自体に価値を見出す(問題発見・論点設定の禅的再定義)。
-
『「仕事ができる」とはどういうことか?』
論理と直観は対立せず、直観が論理の出発点(論点設定・問題発見)を支える上位レイヤーである。
この概念を扱っている他の本
- イシューからはじめよ[改訂版]
- ライト、ついてますか 問題発見の人間学
- 解像度を上げる
- StrategicMind 2014年新装版
- ジョブ理論
- 企業参謀ノート[入門編]
- 勉強の価値
- 東大教授が教える独学勉強法
- 理系読書
- 替えがきかない人材になるための専門性の身につけ方
- 非クリエイターのためのクリエイティブ課題解決術
- 実践 スタンフォード式 デザイン思考
- 世界観をつくる
- 生成AI時代の「超」仕事術大全
- Why型思考が仕事を変える
- 論点を研ぐ
- 目的ドリブンの思考法
- 問題解決 ― あらゆる課題を突破する ビジネスパーソン必須の仕事術
- Sales is
- データ利活用の教科書
- 最高のコーチは、教えない。
- カイゼン・ジャーニー
- ハーバードの美意識を磨く授業
ほかに未掲載の本: オードリー・タンの問題解決、コンサル完全サバイバルマニュアル、戦略コンサルのトップ5%に見えている世界、LTVの罠、君に冷笑は似合わない