アブダクション
6冊の本がこの概念を語っている。推論の型




+2冊
起こった現象に法則を当てはめ、原因の仮説を遡って導く第三の推論法(仮説形成)。「この結果が出たのは、おそらくこの原因では?」という飛躍を許す点が、確実性を旨とする演繹・帰納と異なる。
これは 仮説思考 の論理的な正体にあたる。当てはめる法則を入れ替えれば複数の仮説を量産でき、現象に「なぜ」を重ねて原因へ迫る 真因分析 とも重なる。論理だけでは届かない飛躍を扱うため、直感とビジョン思考 とも地続きだ。
推論の三本柱のひとつ。帰納法・演繹法 と使い分ける。
本ごとの見方
同じ概念でも、本によって置く力点が違う。要約から、この概念に触れた一文を抜き出した。
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『問題解決力を高める「推論」の技術』
帰納法・演繹法・アブダクションという3つの推論法を「論理の検証ツール」から「新たな可能性を生み出す創造ツール」へと捉え直し、VUCA時代を生き抜く中核能力として手順化・習慣化する実践書。
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『センスメイキング――本当に重要なものを見極める力』
創造性は計画的な「生産」ではなく、文脈への没入とオープンな姿勢を通じて「我々を通して」現れる「恵み」であり、新しい洞察を生むのはパースの言う「アブダクション」だけだとする。
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『デザイン思考が世界を変える』
既知の枠を超える推論としてアブダクションが働く。
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『武器になる哲学』
意見が対立したとき「要するに〜だろ」と即断するダウンローディングやわかったつもりを戒め、判断を留保して深く傾聴することが、新しい仮説(アブダクション)の余地を開く。
この概念を扱っている他の本
ほかに未掲載の本: 戦略コンサルのトップ5%に見えている世界