仮説が立てられない・分析が浅い人が読むべき本
フレームワークを埋めても何も言えていない、データを分析しても次の打ち手が見えない人へ。仮説思考の型から、問題定義の見直し、情報収集の絞り方、現場観察、数字での検証までを順に学べる6冊を厳選紹介。
「仮説が立てられない」のは分析力が足りないからとは限りません。フレームワークの箱を埋めることが目的化していたり、そもそも「誰の問題か」を定義せずに解決策へ飛びついていたりすることが、分析を浅くしているのです。だからこそ、まず仮説を絞り込む型を知り、次に問題定義の甘さという原因を見直し、問いを立てる・現場を観察するという具体策を身につけ、最後に数字で検証する習慣で定着させる——この順番で読むと、勘に頼らず筋の良い仮説を立てられるようになります。
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まず読む1冊(仮説を絞り込む型)『筋の良い仮説を生む 問題解決の「地図」と「武器」』高松康平さん|「考えているのに進まない」の正体は迷子
長時間考えたのに最初の十分から思考が一ミリも進んでいない状態を扱う一冊。「売上が落ちた」と耳にしたら原因や解決策を口にする前に「どの商品の、どの店舗の、どの顧客層で?」とWHEREを絞り込む型を教えます。
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次に読む(問題定義の甘さを見直す)『ライト、ついてますか 問題発見の人間学』ゴース氏・ワインバーグ氏|解く前に、問題を疑え
顧客や上司の要望どおりに作ったのに「思ってたのと違う」と言われてしまう悩みの原因を解く一冊。トラブルや要望が持ち込まれたら解決策を考える前に「これは誰にとっての問題か」を当事者リストとして書き出す手順を示します。
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次に読む(問いを立ててから情報を集める)山口周『外資系コンサルの知的生産術』が示す、思考技術だけでは成果が出ない本当の理由
論理思考やフレームを学んだのに実際の成果につながらない悩みに応える一冊。調査に着手する前に、答えるべき「問い」を3つ箇条書きしてから情報を集め始めるという、分析の的を絞る手順を教えます。
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さらに深める(行動を観察して材料を集める)『デザイン思考が世界を変える』ティム・ブラウン氏|「自分はクリエイティブじゃない」という思い込みを壊す本
企画会議で過去データを並べた「無難な案」しか出せず他社と似た施策に終わる悩みを扱う一冊。自社の商品を「使わない人」を1人選び、アンケートではなく実際の行動をそばで観察するという材料集めの技術を示します。
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さらに深める(現場で厚いデータを集める)『センスメイキング――本当に重要なものを見極める力』クリスチャン・マスビアウ氏|データを集めるほど、人の心が見えなくなる理由
データは揃え分析もしたのに次の打ち手が見えず何も決まらない状態を扱う一冊。ダッシュボードを眺めて手が止まったら、お客さんが商品を使う場所や暮らす場所に半日足を運び、五感で厚いデータを集める発想を教えます。
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定着(数字で検証する習慣)『マッキンゼー ホッケースティック戦略』クリス・ブラッドリー氏|戦略を殺すのは分析ではなく社内政治
毎年、分厚い資料と長い会議の末に前年踏襲の予算へ落ち着いてしまう悩みを扱う一冊。新規施策や営業努力を織り込まず、今の事業をそのまま続けた場合の素の業績予測(モメンタムケース)を作る、仮説を数字で検証する最後の一手です。