メンタルヘルスの本
書評27冊・コラム10本
- コラム 健康・メンタル
ストレスを減らしたのに不調になる人が、手放していたもの
ストレスを減らしたのに不調が続くのは、意欲も生む側のストレスだけを減らしたからかもしれません。挑戦的ストレスと阻害的ストレスを分けた研究から、先に減らすものを整理します。
- コラム 生産性・時間術・習慣
怒りは、抑えても吐き出しても消えない
怒りは抑え込んでも、サンドバッグで発散しても減りにくいことが実験で分かっています。効果が確かめられているのは体の覚醒を下げる方法と、状況の解釈を変える方法です。3つの研究と2冊の本から整理します。
- コラム 生産性・時間術・習慣
悩みに「反応しない」とは、考えを消すことではなかった
悩みに「反応しない」は我慢や無視とは別物です。嫌な考えを一語にして30秒声に出す実験など脱フュージョンの研究から、考えを消さずに振り回されにくくなる方法と、その効き目の限界を整理します。
- コラム 健康・メンタル
夜中3時、また同じことを考えるのは寝床のせいかもしれない
夜中に目が覚めて同じことを考え続けるのは、性格より「時計を見る」「考えを抑え込む」「布団で粘る」が回すループのせいかもしれません。不眠の認知モデルと実験から、今夜変えられることを整理します。
- コラム 健康・メンタル
「腸を整えれば不安が消える」は、どこまで本当か
腸内細菌が不安を左右するという話は、どこまで確かなのか。マウスの実験、1,000人規模の観察研究、プロバイオティクスの臨床試験を並べ、分かっていることと分かっていないことを整理します。
- コラム 健康・メンタル
「漠然とした不安」は、書き出すまで確かめようがない
漠然とした不安は、何が起きるかが決まっていないので、外れても外れたと分かりません。心配の9割が外れた記録研究と、感情が強いと確率が効かなくなる実験から、不安を確かめられる形で書き出す方法を示します。
- コラム 健康・メンタル
「疲労」と「疲労感」は、別のものだった
疲れていないと感じることと、疲れていないことは、同じではありません。ウイルス学者の近藤一博さんが『疲労とはなにか』で最初に置いているのが、この区別です。細胞の機能が落ちている状態が「疲労」。それを脳に伝えるアラームが「疲労感」。この2…
- コラム 健康・メンタル
8週間で、脳は形が変わる──マインドフルネスは精神論ではない
「気のせい」ではありません。瞑想を続けると、脳の組織そのものが、物理的に変わります。マインドフルネスというと、どこか胡散臭く感じる方もいると思います。「目を閉じて呼吸を整える」という行為が、なぜストレス軽減につながるのか。精神論ではな…
- コラム 健康・メンタル
自分を責めても、人は変わらない
自分を責めるほど、人は変われません。むしろ、同じ失敗を繰り返しやすくなります。「厳しく反省したほうが、次はうまくやれる」。多くの人がそう信じています。私もそうでした。でも、心理学の研究はずいぶん前から逆の答えを出しています。
- コラム 健康・メンタル
サウナで「ととのう」のは、気のせいではない
サウナの「ととのう」を、私はずっと気分の問題だと思っていました。熱くて、冷たくて、そのあと妙に気持ちいい。ただの錯覚か、サウナ好きの誇張だろうと。でも、あの感覚には血液とホルモンで説明がつきます。