説明が下手・話が伝わらない人が読むべき本
「結局何が言いたいの」と言われる、部下や子どもに何度言っても伝わらない人へ。伝わらない原因の理解から、結論を先に示す技術、言葉を具体化する訓練、日々の添削習慣までを順に学べる6冊を厳選紹介。
「説明が下手」なのは話術の才能がないからではありません。相手と自分が持っている前提知識(スキーマ)がそもそも違うのに、それに気づかないまま話しているから伝わらないのです。だからこそ、まず伝わらない仕組みを知り、次に話す前の準備不足という原因を理解し、結論を先に示す技術・言葉を具体化する技術という具体策を身につけ、最後に日々のメールで磨き上げる——この順番で読むと、根性ではなく構造で「伝わる」を作れるようになります。
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まず読む1冊(伝わらない仕組みを知る)『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?』今井むつみ|伝わらないのは「言い方」ではなく「心の読み方」のズレだった
「何回説明しても伝わらない」原因を認知科学で解明する一冊。部下や子どもに何度言っても伝わらないのは、相手を責める前に自分と相手が持つ前提知識の枠組みがそもそも違うためだと分かり、対策の土台になります。
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次に読む(話す前の準備不足という原因)『頭のいい人が話す前に考えていること』安達裕哉|結果は、話す前に決まっている
一生懸命説明しているのに企画や提案がなぜか通らない、という壁の正体を解き明かす一冊。話し方のテクニックを重ねる前に、口を開く前の数秒で相手が本当に聞きたいことを考える手順が抜けていると気づかせます。
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次に読む(結論を先に示す技術)『超・箇条書き』杉野幹人|「短く伝える」が最強の武器になる理由
「結局何が言いたいの」と読み流される原因を、話の構造を先に見せない書き方に求め、箇条書きで結論を可視化する技術を示す一冊。メールの冒頭に「ポイントは○点です」と1行宣言する型を持ち込みます。
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次に読む(結論ファーストで話す型)『1分で話せ』伊藤羊一|あなたの話は、8割聞かれていない
会議で「結論は?」と聞かれるたびに事実の羅列で終わってしまう癖を、根拠を3つに絞り「だから」でつなぐ具体的な型で断つ一冊。報告の最後に一文添えるだけで反応が変わることを教えます。
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さらに深める(言葉を具体化する訓練)『5日間で「言葉が思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本』ひきたよしあき|「すごい」「やばい」を禁止すると言葉が出てくる
言いたいことはあるのに言葉にならない状態を5日間の練習で解消する一冊。「すごい」「やばい」で止まる表現を、五感や過去との比較で具体化する自問の型に落とし込みます。
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定着(日々のメールで磨き上げる)『伝える力』池上彰|「わかっているつもり」が、いちばん伝わらない
ここまでの技術を日常のメールで磨き上げる仕上げの一冊。送信前に読み返し、逆接でないのに使ってしまう「が」のような不要なつなぎ言葉を消す添削の手順を、伝わる文章の習慣にします。